高知県いの町で見つかった真っ青なカエルがアニマルランド(高知市桟橋通)で展示され、大変人気となっています。
シュレーゲルアオガエルは国内に生息し、通常は緑色だが、同園の担当者は「色素の突然変異ではないか。県内で見つかったことはないと思う」と話している。
同園によると、シュレーゲルアオガエルは、ニホンアマガエルに似ているが、一回り大きい。通常、黒と黄色、青みがかった虹色の色素細胞が重なり緑色になる。見つかったカエルは、生まれつき黄色の色素を持たず青色を発色したという。
6月10日、いの町天王北の高野博夫さん(64)が、家庭菜園のキウイの木で見つけた。「青いアマガエル」と思い、飼育しようとしたが、餌を食べないので、同園に相談したという。高野さんは、「あれから農作業中、青色のカエルをつい探してしまう」と話した。
同園に遊びに来た高知市の保育園児(6)は、並んでいる青と緑のシュレーゲルアオガエル2匹を見て、「仲良しみたい。だけど、色が全然違う」と興味津々。同園の吉川貴臣・学芸員は、「色の違う2匹をじっくりと観察してください」と話す。
出典:http://www.yomiuri.co.jp/national/20140923-OYT1T50047.html